【第3四半期決算】ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)が増収増益、インフレや環境への意識がリユース業界の追い風に
株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)は7日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。売上高は200億400万円(対前年同期比10.1%増)、営業利益は18億2,300万円(同72.5%増)、経常利益は19億5,400万円(同69.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億9,400万円(同56.8%増)と増収増益になった。
ハードオフコーポレーションが属するリユース業界は、社会全体でSDGsの推進が拡大する中でのリユース意識の高まりや、インフレに伴うリユース品需要の増加などの追い風を受け、市場が順調に成長をしているという。
第3四半期連結累計期間の経営成績は、既存店売上高が10.1%増と好調に推移した。また、インターネット売上高が25,3%増、米国および台湾の店舗も好調を継続した結果、全社売上高は200億400万円(同10.1%増)となった。
一方、利益面においては、売上総利益率が0.1%ポイント改善し、売上総利益は137億5,300万円(同10.2%増)となった。販売費および一般管理費は前年同期比4,4%増となった結果、営業利益は18億2,300万円(同72.5%増)、経常利益は19億5,400万円(同69.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億9,400万円(同56.8%増)と大幅増益となった。
第3四半期連結累計期間のリユース店舗の出店については、直営店15店舗を新規出店し8店舗を閉店、FC加盟店11店舗を新規出店し5店舗を閉店した。この結果、リユース店舗数は直営店403店舗、FC加盟店524店舗となり、合計927店舗となった。
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