【新会社設立】東北電力とトランスコスモスが合弁会社「東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー」設立 間接業務の効率化へ
東北電力株式会社(仙台市)とトランスコスモス株式会社(東京都)は8日、東北電力の間接業務の効率化を目的に、同日、合弁会社「東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー株式会社」(仙台市)を設立することを発表した。
東北電力トランスコスモスマネジメントパートナーの設立は、4月3日を予定しており、同年9月より事業を開始することとしている。
新会社は、シェアードサービスセンターとして、東北電力における総務、人事労務、経理、資材調達等の間接業務を集約し、東北電力とトランスコスモスがそれぞれ培ってきた専門性を融合させることによる更なる業務品質向上の推進を進める。
また、今回の新会社の設立により、東北電力は経営効率化をさらに加速させ、社会とともに持続的に成長する企業グループを目指す。また、トランスコスモスはサービスの拡充や業務に関する新たな知見の獲得を目指している。
今回設立する新会社は、宮城県仙台市に拠点を置く予定。東北電力グループの経営理念である「地域社会との共栄」に向けて、将来的には、東北電力グループ以外の企業に対しても、間接業務の効率化・標準化のノウハウ等、ソリューションサービスの提供を目指す。
東北電力トランスコスモスマネジメントパートナーの設立時資本は、3億円(資本金1.5億円、資本準備金1.5億円)。株式は東北電力が51%、トランスコスモスが49%を保有する。
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