【村上新聞】冬の体づくり大切に〜村上市でソフトテニス県連講習会

ヨネックス所属選手がていねいに技術指導

ヨネックス所属選手が技術指導

新潟県ソフトテニス連盟指導委員会は1月28日、29日の2日間、村上体育館でジュニアソフトテニス講習会を開催した。
公益社団法人新潟県スポーツ振興米山稔財団の助成を得たジュニア育成事業。同指導委員会から和歌浦京子アドバイザー(同連盟副会長)をはじめ、権平寛アドバイザー、藤井智希委員、中村裕美トレーナー、新倉裕二強化委員長、ヨネックス所属の高月拓磨選手(前衛)、山根捻平選手(後衛)が訪れ、2日間でのべ約80人の小学生から高校生までの子どもたちと強化練習会に汗を流した。

29日、小学生対象の講習会を前に、和歌浦アドバイザーが「雪国新潟では、体育館にいるうちに何ができるかがとても大切」と冬季間の体づくりや練習の価値を説きながら子どもたちを激励。ヨネックス所属の両選手をはじめ、顔を揃えた指導陣が子どもたち一人ひとりに向き合い、ていねいに技術を伝えた。

ストレッチの重要性なども学んだ

“遊び”から体の動かし方を身につけよう

村上市緑町の中村整骨院で柔道整復師として職務に従事している中村トレーナーらも、専門的な見識から体づくりやストレッチの重要性などを指導。自身もソフトテニスで「高校時代に団体でベスト16」という輝かしいインターハイ出場歴を持つプレーヤーの中村さんは、連盟所属のトレーナーとして活動しているが、他の競技を含む競技者へ医療的観点からのあたたかな視点を持っており、「子どもたちが体を動かして遊ぶ機会が少なくなった。遊びに近い体の動かし方から、プレーに必要な基本の体の使い方などを伝えられたら」と話していた。

大会に向けて真剣な表情でラケットを振る子どもたち

村上新聞2022年2月11日号

 

村上新聞

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