新潟中央卸売市場で2019年初の競りが開催
競りの冒頭に野菜船と果物船が登場
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冒頭の競りの様子
新潟市民の台所として親しまれる中央卸売市場(新潟市江南区)で5日、1年の取引の始まりである「新春初市」が行われた。多くの競りに参加する業者でにぎわった。
登場した競りの船は、野菜船22隻と果実船の大船1隻、小舟8隻が取引された。また他で行われた競りも2万円から8万円の間で取引されていた。野菜果物の取引では「どうですか」といった威勢のよいかけ声が飛び交った。
新潟中央青果株式会社事業部長の岩名久人氏によると、「昨年までは干ばつや台風で生産者が苦労した。今年は災害ない穏やかな年になってほしい」と話していた。
新潟市は1世帯当たりの生鮮野菜購入数量(二人以上の世帯)が全国1位で203,929g(2015年~2017年・総務省HPより)。生鮮野菜の生産と生産者の所得拡大に今後ますます期待したい。
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業者による競りの様子
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新潟中央青果株式会社事業部長の岩名久人氏
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当日は五泉のさといも汁がふるまわれた
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競りに登場した野菜船
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中央卸売市場