【第3四半期決算】日本精機(新潟県長岡市)が増収増益、民生部品事業の空調コントローラーなどが増加
日本精機株式会社(新潟県長岡市)は10日、2023年3月期第3四半期決算(2022年4月1日から12月31日)を発表した。
売上高は1,995億2,500万円(前年同期比24.2%増)、営業利益は15億5,300万円(前年同期は△37億8,100万円)、税引前利益は27億4,300万円(前年同期は△21億800万円)、四半期利益△5億1,100万円(前年同期は△38億2,600万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益△10億3,700万円(前年同期は△42億5,800万円)、四半期包括利益合計額は、90億7,300万円(前年同期は2億4,400万円)だった。(百万円未満切り捨て)
セグメント別の業績は以下のとおり。
車載部品事業
車載部品事業は、四輪車・二輪車用計器などが増加し、売上収益は1,566億3,100万円(前年同四半期比28.1%増)、営業損失は5億7,100万円(前年同四半期は55億9,800万円の営業損失)となった。
民生部品事業
民生部品事業は、空調コントローラーなどが増加し、売上収益は142億900万円(前年同四半期比53.6%増)、営業利益は11億5,100万円(前年同四半期比610.6%増)となった。
樹脂コンパウンド事業
樹脂コンパウンド事業は、樹脂材料の販売が減少し、売上収益は64億6,000万円(前年同四半期比2.0%減)、営業利益は1億2,200万円(前年同四半期比67.4%減)となった。
ディスプレイ事業
ディスプレイ事業は、LCD製品が減少し、売上収益は5億7,900万円(前年同四半期比50.0%減)、営業損失は6億9,200万円(前年同四半期は1億4,700万円の営業利益)となった。
自動車販売事業
自動車販売事業は、新車販売などが増加し、売上収益は166億円(前年同四半期比2.6%増)、営業利益は8億2,000万円(前年同四半期比29.2%増)となった。
その他
その他は、情報システムサービスなどが減少し、売上収益は50億4,300万円(前年同四半期比4.0%減)、営業利益は7億4,000万円(前年同四半期比23.8%減)となった。
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