note株式会社(東京都)がチャットAIで記事作成を支援 「note AIアシスタント(β)」が先行ユーザーを募集中
note株式会社(東京都)は、最新のチャットAIを活用した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」を近日公開するにあたり、先行ユーザーの募集をこのほど開始した。応募締め切りは2月28日23時59分まで。
同社では、AIは創作を支援するための一つのツールだとnoteは捉えており、今後も新しい技術をいち早く活用することで、ミッションである「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」の達成につなげていくとしている。
今回発表した「note AIアシスタント(β) 」は、一般公開から2か月で利用者が1億人を超えたチャットAI「ChatGPT」にも搭載されているOpenAI社のGPT-3を採用した。
「note AIアシスタント(β) 」を活用することで、クリエイターは思いついたアイデアを膨らませたり、より良い表現方法を追求したり、自分にしかできないクリエイティブな活動に打ち込むことができるようになる。同社は、創作の可能性を広げて活動を支援するツールの一つとして、最新テクノロジーを今後も活用していくという。
同機能は、noteプレミアム会員、note pro利用者および一部のクリエイターに第一弾として機能を開放する。その後、先行ユーザーに応募したクリエイターにも開放し、同機能を使える対象者を徐々に広げていく。また、同機能は実験段階であり、同社はクリエイターの反応を踏まえて、今後の開発・拡張や、展開などを検討するとしている。
なお、同社の加藤貞顕代表取締役CEO は新潟市の出身で、同社は昨年12月21日、東京証券取引所グロース市場へ株式を上場した。
加藤CEOのコメントは以下の通り。
「AIを活用して創作をすることは、昨今よく議論になりますが、コンピュータやインターネットがそうであったように、うまく使えば人間の創造性を拡張するツールになると私たちは信じていす。今回予定しているnoteの新機能はまだその入口ですが、みなさんの創作をより楽しく、続けられるようにするために技術開発をすすめていければと思っています。ぜひ試しに使ってみてその可能性を体験してみていただければと思います」