株式会社MGNET(新潟県燕市)が更なる展開を目指し、三条市神明町に活動拠点を開設
株式会社MGNET(新潟県燕市)は、三条市神明町にオープンする複合交流拠点「三」(みー)を三条市での活動拠点とすることを発表した。
MGNETは本社を燕市に構えているが、 三条市での事業や活動も増加してきたという背景から、 更なる展開を目指して三条市で拠点を開設する運びとなった。主にMGNET所属の三条市地域おこし協力隊の活動拠点となり、 MGNETが運営を行っている、 株式会社カヤック(神奈川県)が開発したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」の活動拠点としても展開していく。
コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は、「みんながつくりて、つながるまち」というテーマを掲げ、燕三条エリアに訪れる人と迎える人をつなぐコンテンツづくりを通した地域活性・人材育成を目指している。
「まちのコイン」を導入している店舗や企業から、燕三条ならではの体験を提供してもらうことで、人と人のつながりづくりのきっかけをサポートします。現在、燕三条エリアの79ヶ所で利用することができる。
現在、コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は月に1、2回程度のイベント出店がメインだが、 三条市で拠点を構えることにより、 町中に人が回遊することを目的としたMGNET主催イベントや小規模イベントをより多くの頻度で行うことが出来るようになる。 観光で来た人が単なる観光ではなく、地域の方との交流によってよりディープな観光を楽しめる案内所のような拠点となることを目指すという。
複合交流拠点「三」の名称はMGNETがデザインしており、三条市の三叉路にあること、三条にあること、移住者、定住者、仲介者の三者が交わる場所であり、住居 、宿泊、 店舗の事業要素があり、 受け入れ 、交わり、 背中を押す役目があることといった様々な三つの意味を持っている。
なお、複合交流拠点「三」(みー)は、12日にグランドオープンを迎え、オープンを記念したイベント開催される。
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