舞台装置業の有限会社新風舎(新潟市東区)が破産手続開始決定

舞台装置業の有限会社新風舎(新潟市東区、小山文平社長)が3月29日、長野地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には、小林和彰弁護士(柳澤法律事務所、長野県長野市)が選任。負債総額は債権者12名に対して約6,600万円。

新風舎は1995年5月、代表が斯業経験を活かして設立。施設内の展示やイベント会場の設営などを主体として、1998年12月期には、1億8,381万円の売上を計上していた。

しかし、同時期に大口受注先が倒産して、多額の焦付が発生。これを機に業績は低下し、資金繰りも厳しさを増していった。こういった状況から2000年頃には事業を停止して債務の清算を進めていたが、処理が進まない状態が長らく続いていたようで、最終的な清算を実施するにあたり、今回の措置となった。

なお、負債総額は破産申立書によるもので、今後変動する可能性がある。

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