新潟県村上市の村上総合病院の新築移転先では改良道路工事などが進行中
老朽化や狭隘化に対応
県北の医療を支えている新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連)の村上総合病院。JR村上駅前(村上市田端町)に立地しているが、老朽化・狭隘化が進んだことから、駅の反対側(村上市緑町)に移転新築される。現在、建設予定地では、ガスや水道の敷設や敷地周辺の道路改良工事などが行われている。
新病院の規模は、RC造5階建てで、敷地面積は3万7443万平方メートル、延床面積は2万2945平方メートル。1階は受付会計、外来診察室、地域連携室、健診センター、放射線科など。2階は人工透析室、化学療法室、リハビリテーション科、手術室、 検査科など。3階は地域包括ケア病棟(60床)、管理部門 。4、5階は一般病棟(203床) 。そのほか別棟として院内保育所などが配置されるほか、一般駐車場342台が確保される。
診療科目は、19診療科(内科、小児科、外科、神経内科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、 眼科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、歯科・口腔外科、放射線科、 リハビリテーション科、心療内科、麻酔科、救急科、総合診療科、緩和ケア科)。
ちなみに昨年10月に新築移転工事の入札が行われたが不調に終わり、その後、仕様を見直して、昨年12月に再入札した結果、福田組が落札している。