にい経編集部発「今週の主なニュース」(2月13日から19日)
経済
2月16日
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(東京都)がアルビレックス新潟のデジタルマーケティングパートナーとして契約を締結
2月17日
宿泊施設向けAIスピーカーのTradFIt、新潟県の革新的なスタートアップ企業として「J-Startup NIIGATA」に認定
政治・行政
2月14日
2月15日
2月17日
社会
2月15日
米の需要拡大を目指し、大人気アニメ「五等分の花嫁」とコラボレーションした新潟米キャンペーン「コメ推し、風太郎の『五等分レシピ』~1日の笑顔は 朝ごはんから~」を開催
2月16日
かわらばん
2月17日
人工知能による頭痛問診アプリ「AI頭痛問診こむぎ」、糸魚川総合病院(新潟県糸魚川市)の勝木将人脳神経外科医長が開発に着手
2月18日
【ガソリン代2,000円分割引】新潟県糸魚川市が車での個人旅行者を対象に「冬旅いといがわ ドライブ応援キャンペーン」を開催 3月21日まで
【地元農家と消費者をつなぐ】新潟県三条市産の農産物を味わえる2日間 地産地産フェア「旬食春来」をSANJOPUBLISHIN(新潟県三条市)で開催
【ななななーななななー7分短縮♪】JR東日本(東京都)が東京駅~新潟駅間の時間短縮に伴うキャンペーンにお笑いコンビ「ジョイマン」を起用
動画
2月16日
編集部ピックアップ
2月13日
2月15日
日本銀行新潟支店長は重要ポストってご存知でしたか?~内田真一新副総裁は元新潟支店長!~ 元衆議院議員 個人投資家 元財務官僚 石崎徹
2月18日
新潟ゆかりの文学者たち(5) 相馬御風「小川未明論」(1971年12月角川書店刊『近代文学評論大系』第4巻所収) 片岡豊
編集後記
毎年2月は、日本で一番多いとされる3月期決算企業の第3四半期発表が集中する時期である。県内上場企業の決算を見ても、原材料高の影響などでメーカーを中心に減益を余儀なくされる企業もある。
先日、県内の印刷業者の会社役員と話す機会があったが、ご多分にもれず、紙の値段も上がっているという。まず一般的に思いつくのはパルプの高騰だ。しかし、実際にはパルプだけではなく、石炭の価格の上昇が一番響いているという。
なぜか。紙の加工段階で火を使うため石炭が必要になるが、その石炭は従来ロシアから安価に輸入していた。しかし、現在も続くウクライナ侵攻により、ロシアからの輸入が不可能になり、代わりにオーストリアからの輸入に代わったという。オーストリアからでは海の運搬料が高く、ロシアと比べて価格が倍以上になっているのだ。この印刷業者は、「製紙メーカーは何度も値上げしている。弊社で吸収できなくなれば、うちも価格転嫁をせざるをえない」となげく。
一方で、先頃からこの会社では卓上カレンダーなどで、付加価値の高い活版印刷の商品を投入している。ずばり、「反デジタル」である。味のある1枚1枚人の手による印刷だ。DX、ICT、はたまた、ChatGPTも出てきて巷は大騒ぎだが、この流れの真逆を行く戦略は果たして手に取れる実体のある紙の可能性を見直すきっかけとなるか? 要注目だ。
(編集長 ・梅川康輝)