【円滑な交通の確保へ】新潟市西区内野上新町の市道「曽和上新町線」が全線開通
新潟市西区内野上新町の市道「曽和上新町線」が、20日10時に全線開通した。
今回開通した道路は、既に完成していた地点から延長した500メートルの区間。この開通により、緊急輸送道路に指定されている一般国道402号線と、主要地方道新潟寺泊線が南北に連絡された。対面2車線の道路で、道幅は11メートルから16メートル。市道「曽和上新町線」全区間の距離は1.13キロメートル。
従来同地域の利用道路は、道幅は狭く大型車両のすれ違いが困難だったが、今回の整備でそれが可能となり、市街地と国道402号線間のアクセスがスムーズになる。また、歩道が整備されているため、歩行者の安全性が向上している。
開通の瞬間を見守っていた近隣に住む男性(50歳代)は、「これまでは道幅が狭くて、朝夕の通勤ラッシュのときは国道402号線に行く車で渋滞が発生していた。これからは渋滞が解消されて、402号線へ抜けやすくなりそうだ」と話した。