クリニック「新潟県立はまぐみ小児療育センター」(新潟市中央区)で新潟県が利用者などの写真データを保存した公用のUSBメモリを紛失
新潟県は20日、小児科、歯科などのクリニック「新潟県はまぐみ小児療育センター」(新潟市中央区で、利用者などの写真データを保存した公用のUSBメモリを紛失したと発表した。
2月15日、同所の職員が、利用者と保護者が親子で写った写真を利用者に提供するため、写真データの入ったUSBメモリを所定の保管場所から取り出し、パソコンに接続して作業を行った後、USBメモリを保管場所に戻そうとした際に、USBメモリが見当たらず、紛失したことに気が付いた。
2月15日以降、作業した室内を入念に捜索したが発見できず、所内全体を含めて可能性のある場所を徹底的に捜索したが、発見できなかった。2月20日、警察に遺失届を提出。現在のところ、このデータの外部への流出などは確認されていない。
紛失した情報は、利用者と保護者の写真データ(21組分)。県は対象者に謝罪を行い、引き続きUSBメモリの捜索を行うという。
今後の対策については、県はUSBメモリの取扱いには細心の注意を払い、取り外しの際は、速やかに所定の場所へ戻すことを徹底するほか、職員に対する情報セキュリティ教育を徹底するとしている。