雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)がマッシュルーム生産の三蔵農林を吸収合併
株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は21日開催の取締役会において、同社100%出資の連結子会社である株式会社三蔵農林を吸収合併することを決議した。効力発生日は4月1日を予定。
三蔵農林はマッシュルーム国内生産量シェアの約3割を占める会社。資本金は4,900万円、設立は1983年9月1日、発行済株式数は760株で、持株比率は雪国まいたけが100%。直前の事業年度の売上高は21億6,800万円で、営業利益は2億1,000万円、経常利益は2億2,400万円、当期純利益は1億4,800万円だった。
今回の合併は、雪国まいたけを存続会社とし、三蔵農林を消滅会社とする吸収合併。雪国まいたけグループの事業シナジー強化と経営効率の改善を目的としている。
なお、同社において会社法第796条第2項に規定する簡易合併に該当するため、同社における合併契約承認に関する株主総会決議を経ずに行う。合併による雪国まいたけの商号、本店所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期の変更はない。また、雪国まいたけが100%出資の連結子会社との合併であるため、同社の連結業績に与える影響は軽微であるという。
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