新潟で戦われた棋王戦第3局、渡辺明棋王が藤井聡太五冠を退ける。史上最年少六冠は持ち越しに

新潟を舞台に繰り広げられた棋王戦第3局。藤井五冠が制し、五番勝負を3連勝で史上最年少六冠に輝いた

将棋の渡辺明棋王=名人との二冠=(38)に藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(20)が挑んだ第48期棋王戦コナミグループ杯(共同通信社主催)5番勝負の第3局は5日、新潟市中央区の新潟グランドホテル美禄の間で指され、後手・渡辺棋王が勝利した。膠着した展開が長かった前局から一転、第三局は激しく攻めあう展開に。

ヒリヒリするような乱戦の末、終盤は互いの玉がさらに接近。局面が二転三転し予断の許さない中、最後は渡辺棋王が食い下がる藤井五冠を、まさに綱渡りの打ちすじ、174手で退けた。これで棋王戦五番勝負は渡辺棋王の1勝2敗。連勝が止まった藤井五冠は、鬼怒川温泉で戦われる第四局以降に史上最年少六冠をかける。

棋王戦第三局で藤井聡太五冠を退けた渡辺明棋王。ご両親は上越市出身で新潟県には縁も深いという

最終局面で押し返したが、そこまで。連勝が止まった藤井聡太五冠。新潟での第三局では史上最年少六冠は持ち越しとなった

タイトル戦のたびに注目される藤井五冠の勝負メシ。第三局新潟場所では「海の幸重」

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