「ミズベリング信濃川やすらぎ堤」開催へ向けて新潟市や株式会社スノーピーク(新潟県三条市)が協議
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第22回信濃川やすらぎ堤利用調整協議会の様子
「ミズベリング信濃川やすらぎ堤」の2023年開催へ向け、新潟市や施設使用者である株式会社スノーピーク(新潟県三条市)などの関係者が6日、新潟市内で協議会を開催した。
2011年の河川占用許可準則改正により、民間事業者等による河川敷地での企業活動が可能となり、以降国交省が推進している事業「ミズベリング」。信濃川下流域の「やすらぎ堤」を利用した新潟市での事業は2016年から展開してきた。
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2021年の水辺アウトドアラウンジ出店店舗の様子(2021年6月撮影)
2023年も前回と同様、4月ころからの開催となる(詳細な開始日程については調整中)。4月からは去年に引き引き続き、キッチンカーの出店を行う予定。6月17日から9月24日までの間、飲食店の出店イベント「水辺アウトドアラウンジ」が開催され、出店のペースについては、毎日や毎週、あるいは特定時期のみと事業者によって異なり、今後調整をしていくが、1日最大で7店舗ほどが出店できる空間をとる。
これまでも実施されていた「体験キャンプイベント」は、4月から10月まで計5回の開催を予定している。また、飲食店出店期間は八千代橋上流での社会実験が予定されている。
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2021年に開催した際のミズベリング右岸側「水辺アウトドアラウンジ」(2021年6月撮影)
飲食店出店期間中は、焚き火とともに飲食を楽しむ事ができる「TAKIBIラウンジ」も実施される。ほかにも、スノーピークの取引先の企業や地域企業との連携イベントも企画されており、連携企業をスノーピークのネットワークなどを通じ、参加事業者を募集していくという。
協議会では関係者がスノーピークの提案した事業計画について協議を重ねた。その中では、イベントの情報発信に関する質問や新潟県の風土を活かしたイベント作りなど、活発な議論が行われた。
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ミズベリング右岸側(2021年撮影)