【新たな座席タイプ】佐渡汽船(新潟県佐渡市)がカーフェリー1等船室にパーソナルチェアタイプの座席導入を発表
佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)は8日、新潟港路のカーフェリーに新たな座席として、1等チェア席を導入することを発表した。新座席は、カーフェリーの「おけさ丸」では17日より、カーフェリー「ときは丸」では20日より利用開始となり、8日10時より予約受付を開始した。料金は、1月から3月までは、大人(片道)税込5,430円、小児(片道)税込2,720円。4月から6月までは、大人(片道)税込5,230円、小児(片道)税込2,620円。
1等チェア席は、従来の座椅子型の1等椅子とは異なり、パーソナルチェアタイプの座席となる。背もたれの高いハイバックタイプの座席で、フットレスト付き。最大135度のリクライニングで、ゆったりとした船旅を楽しめる。また、ひじ掛けにはサイドテーブルが収納してあるため、食事などがしやすくなっている。
「おけさ丸」には、船内4階の1等船室に46席を導入、「ときわ丸」には、船内5階の1等船室に22席を導入する。いままで他の座席にはなかったAC電源を用意しており、スマートフォンの充電、PC作業などが可能。ビジネス目的の利用客にも便利な座席となっている。
1等チェアは、いままで1等絨毯席だった場所に設置したもの。佐渡汽船は、今回の導入について「利用客から電源コードやテーブルを利用できる席が欲しいという要望があったため取り入れた」とコメントした。