【SPEEDの元メンバー】自民党の今井絵理子参院議員が新潟県入りし、防災をテーマに講演【動画あり】

 

女性ボーカルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員は11日、今年4月統一地方選挙の新潟市議選に出馬を予定している、美のよしゆき氏の応援のために新潟県入りし、港稲荷神社(新潟市中央区)などで、「防災」をテーマに講演を行った。

冒頭、今井参院議員は、「私の息子は今プロレスラーとして活動している。神奈川県で活動しており、2年前にデビューした。ご存じの方もいるかもしれないが、息子は生まれつき耳が聞こえないという聴覚障害があって生まれてきた。私と息子の会話は全て手話で行っている」と話した。

続けて、「息子と18年間一緒に歩んでくる中、政治家になる前、全国各地の特別支援学校や福祉事業所、そして障害はないが親に虐待され、親がいない子どもたちが集う児童養護施設まわり、ボランティア活動を約10年間、続けてきて思ったことがある。それは、障害というものは、1つの個性、特性であるということ。そして、その特性を認め合えるような優しい社会を作っていきたいと思う」と語った。

自身の体験談を交えながら語った

会場の様子

講演のテーマである「防災」について今井参院議員は、「私の息子は耳が聞こえないという障害がある。災害があった時、外で防災無線や逃げてという声も息子の耳には届かない。(息子以外にも)聴覚障害を持った人が地域にいらっしゃる。そういう人たちを守るのも政治の役割。そんな中、1つの法律を作らせてもらった。これは災害の時、耳が聞こえない人、目が不自由な人、また知的に障害がある人、そういったすべての障害者が情報を適切に取得でき、そして、適切に届けられるようにという法律だ」と話した。

続けて今井参院議員は、「私は障害福祉の政策というのは一握りの人のための政策ではなくて、今後の日本を考えた時になくてはならない政策だと考えている」と語った。

講演後、今井参院議員に新潟県の印象を問うと、「『沼垂テラス』を見学させてもらったが、若い人で賑わっていた。今後、こういった若い人がたくさん新潟県に来てもらい、新潟県で子どもを産みやすい、育てやすい環境が作れるように整えていきたいと感じた」と所感を話した。

加えて、「私はお酒を飲まないのだが、美味しいお酒と食、お米、魚。色々なものが揃っているので、そういった魅力を発信できるように取り組んでいきたい」と笑顔で語った。

左から自民党の今井絵理子参院議員、美のよしゆき氏

自民党の今井絵理子参議員

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