【日本とイタリアの融合を嗜む】岩塚製菓(新潟県長岡市)が新商品「RISOUNO!」(リゾーノ!)を愉しむ会を開催【動画あり】
岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は13日、ホテルニューオータニ長岡(新潟県長岡市)において、このほど発売した新商品「RISOUNO!」(リゾーノ!)の発売記念イベント「RISOUNO!を愉しむ会」を開催した。会場には来賓や関係者など約80人が訪れて発売を祝うとともに、「RISOUNO!」や各種料理、日本酒やワインを愉しんだ。
このほど新発売した「RISOUNO!」は、日本のお米とイタリア料理が融合した“新しいBEIKA(米菓)”を開発すべく、東京銀座の人気イタリア料理店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフが監修。約1年半もの年月をかけ、「ジェノベーゼ」「アーリオオーリオペペロンチーノ」「カチョエペペ」の3種類の商品が完成し、今月一般発売を開始した。
「RISOUNO!を愉しむ会」では、3種類の「RISOUNO!」や料理が振る舞われたほか、プロセッコDOC(イタリア)のワインや、吉乃川株式会社(新潟県長岡市)の日本酒が用意され、来場者はペアリングを嗜んだ。また、落合シェフとともに商品開発に携わった岩塚製菓の社員が登壇し、「RISOUNO!」3種類それぞれの特徴やこだわり、パッケージデザインの特徴、完成に至るまで試行錯誤したエピソードなどを披露した。
落合シェフと開発メンバーとの間で協議を何度も繰り返した末、ようやく完成までたどり着いたものの、再度検討したいと落合シェフからストップがかかったという。落合シェフは、「一度GOだと言ったのにその後NGと言ったが、(開発メンバーは)そこから笑顔でやり直してくれた。あれは素晴らしかった。みなさんの努力のおかげでここまで来れた」と話した。
開発に携わった岩塚製菓の久住優衣氏は、「出来上がったときは、落合シェフが美味しいと言って食べてくれたのがすごく嬉しく、今でも鮮明に覚えている」と話した。
また、ペアリングとして用意したプロセッコDOCのワインは、落合シェフが「RISOUNO!」に合うと考え提案した。会場には、プロセッコDOCの生産に関わる業者で構成するプロセッコDOC保護協会のターニャ・バラッティン氏と、イタリア大使館貿易促進部の大道敏子氏が来賓として出席し、プロセッコDOCの魅力や「RISOUNO!」とのペアリングについての思いなどを語った。
ターニャ氏は、「2017年からプロセッコのプロモーションを進めているが、毎年新しくて面白いプロジェクトを計画している。今回は、落合シェフが考えたイタリア味のおせんべい『RISOUNO!』とプロセッコを組み合わせるということはとてもいい企画。ありがとうございます」と感謝した。
大道氏は、「プロセッコはアルコール度数が低く、フレッシュ感がある。プロセッコの日本のマーケットでは、0.5%の出荷のシェアだが、もっと潜在的な市場があると考えており、岩塚さんの力添えをいただきながら、普及させていきたい。そして逆に、おせんべい好きのヨーロッパ人は実はたくさんいるので、岩塚さんもアジアだけでなくヨーロッパにもどんどん出たらいいのではないか。その時にはプロセッコ協会がお手伝いしますということをお話させていただいた」と話した。
続いて、岩塚製菓と同じ長岡市で475年の歴史をもつ吉乃川の峰政祐己代表取締役社長が、吉乃川の特徴や「RISOUNO!」とのペアリングについてスライドを使ってプレゼンした。峰政社長は、「RISOUNO!」3種類に対し、吉乃川の各銘柄のどんな特徴が合いそうかを詳しく解説した。
イベント終了後に報道陣の取材に応じた落合シェフは、岩塚製菓の印象について、「お仕事をさせていただいていくうちに、すごく真面目な会社だという印象を持った。また、昨年工場を見学させていただいたとき、隅々まで清潔だったので、これは美味しいおせんべいができるなとその時に確信した」と話した。
続けて落合シェフは、「(RISOUNO!は)何にでも合うと思う。このおせんべいを食べてくださるお客様の笑顔をずっと考えながら作ってきた。是非ご賞味いただきたい」と笑顔で語った。
(文・撮影 中林憲司)
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