4年ぶりの開催 待ちに待った日本酒の一大イベント酒の陣2023(初参加レポ編)上
新潟県内の酒蔵が丹精込めて仕込んだ日本酒が試飲し放題のイベント「にいがた酒の陣」。2004年に第1回が開催され、回を重ねるごとに来場者数は増え、2019年には2日間で14万人の来場を記録。
そんな新潟の日本酒が大集結するイベントも新型コロナウィルス感染症で2020年から3年連続の中止を余儀なくされました。
そしてついに2023年の今年4年ぶりに再開されました。
今回は人数制限や時間制限などの感染対策も万全にして開催。県内の80の酒蔵が自慢の酒を持ち寄りました。
2023年3月11日、12日の2日間、新潟市中央区にある朱鷺メッセにて行われた「にいがた酒の陣2023」。
日本酒が大好きなライター斎藤恵、実は酒の陣、初参戦(笑)。
テンション高めでとことんイベントを楽しみ、どんな日本酒を味わったかレポートします。
生まれ変わる新潟駅から酒の陣へ
まずは朱鷺メッセに向かう道中から。私は県内在住ですが、今回は車で来られないため在来線で来訪。久しぶりの在来線にドキドキ。
新潟駅に降り立ったら駅構内がすっかり変わっていて軽く迷子に(笑)。
なんとか万代口まで向かって改札を出たら、工事の真っ最中で様変わりしている。
完成までもう数年かかるみたいなので少しずつ変化する新潟駅前にも注目ですね。
朱鷺メッセの館内を飛び出し屋外へ。まだまだ列が続いてこんなところまで。
1回の収容人数が3,000人上限だったのは知っていたけど、まさかこんなに並ぶなんて。
まぁ気長に待ちますか(笑)。
最後尾に着いたらちょうど開場時間になり、そこからゆっくり会場へ向かい中に建物の中に戻れたのが15分後。
よーし、酒の陣へいざ出陣。
おーー!すでに会場の中は賑わってますね。
入り口でお水と段ボールでできたドリンクホルダーを受け取りいよいよ酒蔵さんのところへ。
どこから行くか迷っちゃいますが。
まずはここ。
醸し香 BY3
すっきしりした飲み口でほのかな甘味が口の中に広がる醸し香BY3。
乳酸菌でタンパク質を分解した低タンパク米を使用しているそうです!
バイオテクノロジーと酒造りが融合している感じがするなー。
醸し香 にごり酒
濃厚で甘味を感じる一杯!甘酒のようなコクや旨味がじわーっと感じられます。
次は斎藤の地元、三条市の酒蔵さんへ!
しただみ
酒の陣で先行発売されたしただみ。下田と奥只見をつなぐ八十里越の開通を記念して作られた記念のお酒なんですって。
爽やかな飲み口で、女性が手に取りやすいようにラベルのデザインにも工夫したそうです。
ルレクチェのお酒
甘くて美味しー!新潟県産のルレクチェと純米酒で作られたリキュールで日本酒が苦手な人でもカクテル感覚で楽しめます
只今さんじょう
ポップに極甘って書いてあって気になって一口飲んだらぶどうジュースみたいな甘味!本当に日本酒?!ワインに近いようなしっかりとした甘味とコクがガツンと感じる飲み口。
ブランデー樽で貯留した日本酒
これは有料試飲だったけど絶対飲みたかった一杯!数年前に芸能人の方がテレビで紹介してくれたら、たちまち有名になって地元でも手に入らないくらい人気をはくした日本酒なんですよ!日本酒をブランデー樽に入れて貯留することでスモーキーなブランデーの匂いが移り、色も黄金色に。大人な一杯だなー。
にごり酒
麹の甘みをしっかり感じる濃い目のにごり酒。そのまま飲んでも美味しかったけど、ソーダ割りにしてもらったら一気に飲みやすく!割っても負けないくらいパンチのある濁り酒。
新潟グルメがずらり!充実の飲食ブース
ちょっと小腹が空いてきたので飲食ブースも見に行きましょう!
海鮮の浜焼きや牛串、鯛茶漬けにバスセンターのカレーまで。何にするか迷ってしまいます!
一通り回っていると蟹味噌の試食に遭遇!これ、日本酒にぴったりすぎる!
即決で購入!この1瓶で日本酒がずっと飲めるくらいのベストマッチでした。
でも、しっかり食べられるのもいいなーと思い柏崎のB級グルメ『鯛茶漬け』を!
チケットで予約していた席に戻って早速食事にします!
今回はAチケットの座席ありのブースを取っていたのでゆっくり座りながら食事とお酒を楽しめました。
出汁が効いてて、あったまるー!しっかり炭水化物も補給したのでさらに飲むスピードが加速しそうです。飲みながら食事も楽しめるのは最高!
紹介が遅れましたが入り口でもらった段ボールのドリンクホルダーはこんな感じで使います!
一気に6杯までストックしながら飲めるのでテーブルに持ってくるにも、とても便利!
腹ごしらえも済んだので、また試飲ブースへ行ってきます!
(下へ続く)
【ライタープロフィール】
斎藤恵
1987年生まれ。新潟県三条市出身。北里大学保健衛生専門学院を卒業後、臨床検査技師として産婦人科クリニックに勤務。6年半の勤務を経て、2015年退職を機にフリーカメラマンに転向。商品・人物撮影、イベント撮影、企業プロモーション動画など映像関係を手がける。商品コンセプトに沿って企業と一緒に考え、その商品がより引き立つような写真を撮ることが得意。2018年からライターとしての仕事も開始。写真、動画、ライティングの3本柱で燕三条エリアを拠点に活動している。