「JBMC新潟ラウンド2023」の優勝者に新潟大学の杉山凜さんら3人、東洋大学の当摩信之介さん 2者は6月10日開催の全国大会へ

新潟大学の3人のメンバー

東洋大学の当摩信之介さん

ビジネスプランコンテスト「JBMC(ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション)」の新潟ラウンド「JBMC新潟ラウンド2023」が18日に開催され、高校生・大学生の13チームが登壇し、オンライン形式でプレゼンテーションに臨んだ。優勝者には、自治体向けの人材開発・組織開発支援サービスを提案した新潟大学の杉山凜、中野愛日(まなか)さん、長谷川優希さんのグループの「Ishin」と、NFTの活用で次世代スターを支援するアイデアを提案した東洋大学の当摩信之介さんの「ファンの証をブロックチェーンに刻む」が選出された。優勝者は6月10日に開かれる全国大会に出場する。

杉山さんは、「去年は書類審査で落ちていたので、今回推薦していただいて嬉しい。ビジコンに勝ったからといってうまくいくとは限らないが、ビジネスとしてうまくいくように頑張っていきたい」と述べ、当摩さんは「引き続き頑張りたい」と喜んだ。

プレゼンテーションの時間は1組7分、質疑応答が5分。審査員は、新潟大学でアントレプレナー(起業家精神)に関する研究と取り組みを重ねてきた伊藤龍史氏をはじめ、株式会社スナップ新潟の逸見覚代表取締役社長、新潟ベンチャーキャピタル株式会社の永瀬俊彦代表取締役社長、株式会社スマイルファームの安達里枝代表取締役、長岡工業高等専門学校の外山茂浩教授、新潟南高等学校の宮崎芳史教諭、有限会社にいがた経済新聞社の今井一志代表取締役社主、新潟薬科大学の富永佳子教授が審査した。

ベンチャーキャピタル奨励賞は「Links」、スナップ奨励賞は「チーズ専門店口コミアプリ」、ベンチャリングラボ奨励賞は「アイコンス」、にいがた経済新聞社奨励賞は「にんじんボーイズ」が選ばれた。

伊藤准教授は「今日の優勝の2者は全国大会の書類の準備をしっかりとしておいて下さい」、逸見代表取締役社長は「好きなことをやるのが一番」、永瀬代表取締役社長は「3回目でレベルも上がった。突きつめて考えるのが重要だ」、安達代表取締役は「なぜ自分が考えたサービスがないのかを考えることも重要」、外山教授は「世代や分野が違う人にも共感してもらうことが重要」、宮崎教諭は「大事なのはみなさんが掲げている目的やビジョンを実現させていくこと」、今井代表取締役社主は「参加しただけでも勲章ものだ。来年も挑戦する精神を忘れないでほしい」、富永教授は「相手のことを考えて工夫すればするほどプラスになっていく。今日の経験を活かしてほしい」と述べた。

なお、優勝者の新潟大学の3人のグループと、当摩さんには、後日、同イベントを共催した「にいがた経済新聞」からのインタビュー取材と記事掲載がなされる。

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