【ニッポン新事業創出大賞】優秀賞を受賞したマッチボックステクノロジーズ(新潟市中央区)の佐藤社長らが新潟県の橋本副知事を表敬訪問

表敬訪問の様子、(左から)株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 新潟市中央区)の佐藤洋彰代表取締役社長、一般社団法人新潟ニュービジネス協議会(新潟市中央区)の佐藤健之顧問、同会の永瀬俊彦理事、(右手前)新潟県の橋本憲次郎副知事

公益社団法人日本ニュービジネス協議会が主催する「第17回ニッポン新事業創出大賞」表彰制度において、アントレプレナー部門優秀賞を受賞した株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 新潟市中央区)の佐藤洋彰代表取締役社長と、推薦した一般社団法人新潟ニュービジネス協議会(新潟市中央区)の佐藤健之顧問、永瀬俊彦理事は20日、新潟県庁を訪れ、新潟県の橋本憲次郎副知事の元を訪れ受賞を報告した。

ニッポン新事業創出大賞は、革新的な商品やサービスを市場に提供している企業などをたたえることによって、新事業創出促進の一契機とし、日本の経済社会・地域の活性化に貢献することを目的としている。過去、新潟県内では4社が受賞しており、今回マッチボックステクノロジーズは県内5社目の受賞となった。

マッチボックステクノロジーズは、デジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業を行っており、パートやアルバイトの人員調達や人事労務効率化ができるシステムを提供する。2022年には、新潟県湯沢町からの事業委託として「ゆざわマッチボックス」を導入し、湯沢町内の企業と求職者をマッチングさせるサービスをスタートさせた。今回の受賞においても、新潟県湯沢町との地域活性化事業などが評価ポイントとなった。

今回の受賞について、マッチボックステクノロジーズの佐藤社長は、「ありがたかったのは新潟ニュービジネス協議会から機会を与えていただいたこと。残念なのは、最優秀賞をとれなかったこと。新しいものは価値が理解されるまでには少し時間がかかる。それは自分たちの努力で、後々しっかり理解いただけるようにしていきたい」と話した。

マッチボックステクノロジーズの受賞について、新潟ニュービジネス協議会の佐藤顧問は、「(新潟ニュービジネス協議会員からは)まだIPO(株式公開)したところがないので、マッチボックスには是非していただきたい。成功事例ができれば、他にもどんどん出てくるだろうし、新潟出身だけではなくとも全国から新潟で起業しようという人が増えてくれば新潟県内の活性化にもなりありがたいこと」と語った。

懇談の中で、橋本副知事は、「われわれの問題意識としては、冬のスキーシーズンの時には人手がいるけれど夏はいらないなど、地域ごとでもっと回せないかという発想はあった。個人的には県を越えてもいいのではないかと思う。そういうものインフラとしてすごくいい」とサービスへの所感を述べた。

また今後の展開について、マッチボックステクノロジーズの佐藤社長は、「今回山間部(湯沢町)での事例ができたので、今後は都市部と離島でやりたいと思っている」と構想を明かした。

株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 新潟市中央区)の佐藤洋彰代表取締役社長

(左から)一般社団法人新潟ニュービジネス協議会(新潟市中央区)の佐藤健之顧問、永瀬俊彦理事、株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 新潟市中央区)の佐藤崇専務取締役、新潟県の橋本憲次郎副知事、マッチボックステクノロジーズの佐藤洋彰代表取締役社長、同社のカスタマーサクセス統括本部の山本はる奈本部長

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