沖縄県石垣島のフードデリバリーが共通点のある新潟県南魚沼市に進出
沖縄県石垣島に唯一のフードデリバリーサービスを運営する「島コンシェルジュデリバリー株式会社」(沖縄県石垣市)はこのほど新潟県南魚沼市に進出した。
石垣島と南魚沼市は、共に観光が盛んであり、多くの人々が訪れる人気の観光地だ。石垣島の透き通った海は、世界でも屈指の美しさであり、多くの観光客を魅了している。また、多くの観光客が海洋スポーツやリゾート地として訪れる。
一方、南魚沼市は、雄大な山々や美しい自然が広がる場所であり、スキー場や温泉などの観光スポットが人気。どちらもシーズンによる人材の流動が多く、あらゆるビジネスがそれに適応しているのが特徴だ。
また、両地域とも人口が比較的少ない地域であり、自然と共存した生活が営まれている。どちらも人口が約5万人で、首都圏などでは日常に受ける事が出来るフードデリバリーを始めとするサービスが行き届かない地域となる。
2022年10月に法人化した島コンシェルジュデリバリーは、数か月でユーザー数1,000人を突破し、人口の2%のシェアを集めている。これは大手のプラットフォームの様な拡張性の高い仕組みではなく、「コンシェルジュ」と名が付いているような、一人ひとりのユーザーと向き合い、懇切丁寧に接するサービスの質を重視するサービスだからこそ拡大することが出来ているという。石垣島と南魚沼共通点から、同じサービスが評価される可能性が高い地域なのだという。
島コンシェルジュデリバリーは南魚沼の第1弾とし、塩沢を中心としたJR上越線大沢駅から六日町駅までの地域で、配送料は一律1,000円のスタートとなる。また、早々には更に観光客が多い石打舞子湯沢のスキーリゾートやペンションなどへの配送に展開していく予定だという。