生餃子直売所「新潟餃子工房」を経営する株式会社バード・アイズ(新潟市西区)が破産開始決定

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、テイクアウト専門店を経営する株式会社バード・アイズ(新潟市西区、設立2010年12月8日、資本金200万円、従業員2名)は13日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。なお、破産管財人には吉田耕二弁護士(吉田耕二法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は現在調査中。

バード・アイズは、2010年12月に設立された事業体で、過去には、新潟市中央区下大川前通3ノ町で「Café&Party SEASON」の経営を手掛け、一般個人を対象に営業を展開し、2019年8月期は約5000万円の売上高を計上していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛などの影響でその後は集客が低迷し、2021年4月に同店を閉店したこともあり、2021年8月期の売上高は約400万円に落ち込んでいた。

その後は生餃子直売所「新潟餃子工房」の経営に着手し、多店舗展開を進めていたが、他社との競争激化などで業績面は苦戦し、資金繰りにも窮していたものとみられ、遂に支えきれず、今回の事態に至った。なお、店舗は2023年1月に閉鎖していた。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは78件目となる。

 

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