新潟県胎内市で回収された死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザ、同市の野鳥監視重点区域内
新潟県によると、16日に胎内市で回収され簡易検査で陽性となっていたハシブトガラス1羽の死亡個体から、環境省の遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された。
同個体は16日に胎内市で回収され、17日に簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されていた。回収地点は、同市の2つの養鶏場で家禽の擬似患畜が確認されたことから6日と12日に野鳥監視重点区域内(半径10キロメートル圏内)に指定された区域内だった。
これに伴い、県は新たに野鳥監視重点区域にて状況調査を実施し、結果を公表していく。また、区域内の養鶏場へ対して改めて異常がないことを確認して、県内の全養鶏農場に野鳥や小動物の侵入防止などの防疫対策の再徹底を指導したという。