一正蒲鉾(新潟市東区)が新潟市と「災害時一時滞在施設等の提供協定」を締結、工場を避難場所として活用

(左から)一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)の野崎正博代表取締役社長執行役員と、新潟市の石井哲也東区長

一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)はこのほど、本社第二工場の新規開設にあたって、新潟市と「災害時における一時滞在施設等の提供に関する協定」を締結した。

防災協定は、地域住民の安全確保への貢献を目的としたものであり、新潟市で災害が発生した際に、本社および新設した本社第二工場の一部を一時避難者の受入れ施設として提供するもの。また、必要に応じて、工場で生産される製品の一部を提供する内容にもなっている。

さらに、本社工場・本社第二工場の屋上には約1,300人の収容が可能な避難場所を設置しており、津波などが発生した場合の一時避難場所として利用できる。

今月15日の協定締結には、新潟市の石井哲也東区長が一正蒲鉾を訪れ、一正蒲鉾の野崎正博野代表取締役社長執行役員へ協定書を授与した。

石井東区長は、「新潟市も災害時の一時滞在施設の設置を進めているが、まだ不十分な状況であり、地元企業とこのような協定が締結できたことはありがたいと感じている」とコメントした。

 

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