【NIKEIキシャメシ】3月31日「レジェンド葛西も認めるみそらーめん『食堂ミサ』」

食堂ミサ

お待たせしました、本日のキシャメシは……

“上越のソウルフード“ともいわれる上越ではド定番の「食堂ミサ」のみそらーめんである。筆者は上越市出身なので、子どものころから何度も食べているわけだが、何回食べても、食べ飽きず、安定した味の店である。

まず、「ミサ」は上越市と妙高市に全部で4店舗ある。上越市中郷区に2店舗、上越市黒井に1店舗、妙高市の道の駅あらいに1店舗。なお、中郷区の2店舗の内「食堂ニューミサ」は「食堂ミサ」3店舗とは別経営だ。上越市の「食堂ミサ本店」(自動車学校後地の敷地内)が発祥地で、聞くところによると、ミサおばあさんが始めたということらしい。

また、これも上越のラーメン通から聞いた話だが、看板メニューのみそらーめんは3店舗で微妙に味が異なり、上越市の旧自動車学校隣の「食堂ミサ」のみそらーめんが味付けが濃くうまいという話を聞いたことがあった。

それ以来、自動車学校横の「ミサ」に行くようになった。たしかに、ここのみそらーめん(900円仕込み)はニンニクが効いている。昔から笑い話で、仕事中には「ミサ」のみそらーめんは食べられないと言われているほどである。私は休日だったので、大丈夫。思い切り、食べることにした。

コンパクトな店内

たっぷりのタマネギ、モヤシが入った「上越ソウルフード」のみそらーめん

まず、ミサのみそらーめんの代名詞とも言える大量の玉ねぎが挑戦状を叩きつけてくる。専門のアルバイトがいて、大量に切り刻んでいるという噂も聞いたことがある。たまに、大きく切られていることがあるが、慣れていない調理人かもしれない。とにかく、ラーメンを食べるというより、熱い玉ねぎともやしの格闘から始まるのがこの店のみそらーめんだ。咀嚼が結構大変である。そのため、ここの店はあるかどうか忘れたが、道の駅あらい店では半玉がある。筆者もたまに量の少ない半玉と餃子をつけることもある。麺はちじれ麺で濃い目のスープによく絡む。野菜たっぷりのラーメンはこの一杯で十分お腹いっぱいだ。

レジェンド葛西の色紙がたくさん飾ってある

さらに、なんと店にはあのジャンプのレジェンド、葛西紀明選手も何度も来店している。店内に所狭しと葛西選手のサイン色紙が飾られているのだ。北海道出身の葛西選手。いわば、味噌ラーメン本場の「道産子も認める味」といえよう。

(編集部・U)

 

木曜日定休
新潟県上越市中郷区稲荷山598
営業時間 10時~15時

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