NIIKEI編集部発「今週の主なニュース」(3月27日から4月2日)

新潟地方気象台は3月27日、新潟市中央区の鳥屋野潟公園にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が本日開花したと発表した。

 

経済

3月28日

【新店情報】セカンドストリートのアウトドア専門店、初の旗艦店が3月31日に新潟市中央区にオープン

3月30日

負債総額2億9,000万円、建築工事・建具工事を行う長勝建設株式会社(新潟県南魚沼市)が破産開始決定

3月31日

スノーピーク(新潟県三条市)が初のフランチャイズ運営、JR九州の子会社と契約

セイヒョー(新潟市北区)が新工場建設のため建設用地取得、2025年秋ごろの完成目指す

 

政治・行政

3月28日

新潟県三条市のふるさと納税寄付額が50億円突破、昨年度の約3.3倍という大盛況ぶり

3月29日

【新潟米、錦鯉、越後姫など8品目】新潟県の花角英世知事知事が、県推進ブランド品目を発表

3月31日

【統一地方選特集】きょう告示の新潟県議会議員選挙、新潟市議会議員選挙 主な政党の各選挙区注目候補の声

【戦闘開始】新潟県議選など統一地方選前半戦告示、選挙戦の火ぶたが切って落とされる

 

社会

3月27日

【週間BOOKランキング】書籍売上トップ3(3月19日~3月25日)ジュンク堂書店新潟店(新潟市中央区)

【赤外線カメラ】株式会社ハーヴィッド(新潟市東区)が新潟国際情報大学中央キャンパスでドローン活用の実証実験を実施

3月29日

G7新潟 財務大臣・中央銀行総裁会議開催記念「オリジナルフレーム切手」発売

亀田縞利用促進協議会と石本酒造株式会社が新潟市江南区の特産品「亀田縞」の認知度向上に向けて協定を締結

 

編集部ピックアップ

3月27日

【独自コラム】「統一地方選特集」新潟県議選に一体いくらかかる? 本紙が独自調査

3月28日

【独自】新潟県上越市でクラフトビール新ブランド「Gangi Brewing」が発足 「クラフトビール文化はアイドル文化と近い」

3月31日

【独自】「NHKのど自慢」新たな司会者を据えた新年度最初の放送は新潟県村上市から、村上市の高橋邦芳市長が感謝のコメント

【独自】「ミサイルが発射されたらどこに逃げる?」新潟市内で新たに指定された緊急一時避難施設へ行ってみた

4月1日

【独自】サクラ印刷(新潟県上越市)、DXの真逆を行く「反デジタルのアナログ戦略」

 

編集後記

3月25日に観測史上最速で開花した日本3大夜桜で有名な新潟県上越市高田のソメイヨシノ。きょう2日は開幕後最初の日曜日で、人出も多かったようだ。今年は4年ぶりの飲食規制がなくなり、ブルーシートなどを敷いて飲食を楽しむことができる。アフターコロナでやっと本来の「お花見」の風景が戻ってきたといえるだろう。コロナ禍前は毎年100万人の入り込みがあった高田の観桜会。この3年で落ち込みを余儀なくされたが、今年は天候周りと満開が持てば、かなりの人数が見込めるかもしれない。

そんな観桜会の時期は高田の街がいつもより騒々しくなる。屋台の人たちは桜前線とともに、全国を北上してくるし、県内外から花見客が訪れるためだが、上越市内に宿泊先が足りないとの声も聞く。「高田で花見をして、夜は妙高市のホテルに泊まってもらいたい」と妙高市の城戸陽二市長も言うように、もはや単独の市町村では無理な話で、近隣自治体との観光広域連携なしには解決しないと思われる。

城戸市長が弊紙インタビューでこう話していた。「観光客は美味しい店があれば、市をまだいで行くし、長野県にも行くんです。要するに、観光客は自治体の線引きなんて関係ない。線引きしているのは私たち行政なんです」と。言われてみれば納得の話だが、なかなか気づかないのもまた事実だ。

「上越地域は3市しかない。3市が頑張らないとだめなんです」と語る城戸市長。カヤック・自転車・登山のすべてのステージを1人で参加するスタイルの環境スポーツイベント「シートゥーサミット」などで上越市、妙高市、糸魚川市の観光連携も進んでいる。

高田も桜が散りゴールデンウイークになれば、新緑の季節だ。学生時代に、ひいきにしていた女流作家の小説に「葉桜の日」という芥川賞候補作があった。観桜会の時期になると、10数年前に自ら命を絶ったその作家のことを私はふと思い出す。

(編集長・梅川康輝)

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