「赤から亀田店」など経営の鷹の爪（新潟市江南区）、負債総額は約6,000万円に
赤から 亀田店
株式会社鷹の爪(新潟市江南区、設立2013年10月16日、資本金100万円、斉藤倫太郎社長)は3月23日、新潟地裁より破産開始決定 を受けた。申請代理人は川端大輔弁護士(緑風法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には若槻良宏弁護士(弁護士法人青山法律事務所、新潟市中央区)が選 任された。負債総額は約6,000万円。
2013年10月に設立された事業体で、焼肉や鍋料理等を提供する「赤から」の経営 を手掛けていた。既往においては、亀田店、新和店、小新店を運営し、2018年4月期は約2億円の売上高を計上していた。
しかし、その後は他社との競争激化等で経営環境は 厳しく、小新店の閉鎖を余儀なくされたほか、新和店も「焼肉にくみわび」に店舗名を変更し、集客向上に努めていた。ただ、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛 等で集客は低迷し、売上高は減少傾向を余儀なくされ、2022年4月期の売上高は約6,000万円に落ち込んでいた。その後も業況に好転材料は乏しく、仕入先などへの支払遅延 も生じていた模様で、遂に支えきれず、今回の措置となった。
なお、2月19日で「赤から亀田店」「焼肉にくみわび」ともに店舗を閉店していた。
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