【写真コラム】桜、菜の花、角田山、色とりどりの春が水面に映る上堰潟公園(新潟市西蒲区)
新潟市にはその名の通り、多くの「潟」が存在している。市のwebサイト「潟のデジタル博物館」に紹介されている主要なものだけでも16か所。中でもこの季節、春の芽吹く様子を見ようと多くの市民が訪れるのが、角田山ふもとの上堰潟(新潟市西蒲区)だ。
上堰潟の面積は約11ヘクタール。周りを囲む遊歩道は一周約2キロメートルで、広大な敷地を誇る。
「潟」や「沼」あるいは「池」と言うと暗く湿ったイメージが連想されるが、春の上堰潟は文字通り華やか。敷地に入れば菜の花畑の濃い黄色が目に飛び込み、遊歩道には450本の桜がアーチをつくる。それを抜けた先に広がる水面には、角田山と水鳥の姿が逆さに映る。
4月5日午前は雲に覆われた天気だったが、上堰潟公園にはまるで土曜日日曜日のように多くの人が訪れ、子供たちの遊ぶ声が響き渡っていた(写真はすべて4月5日のもの)。
【グーグルマップ 上堰潟公園】
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