【写真コラム】越後の龍・上杉謙信が幼少時に修行し、謙信が眠る古刹・林泉寺(新潟県上越市)

山門

林泉寺(新潟県上越市)のパンフレットなどによると、林泉寺は上杉謙信の祖父である長尾能景が、謙信の父・重景の菩提を弔うため1497年に建立した寺院。ここで謙信は名僧・天室光育(てんしつこういく)の厳しい教えのもと、7~14歳までを過ごした。

戦国の武将の中でも教養が高く、信仰心が厚い謙信の素養はこの時期に培われたといわれている。

惣門(市指定文化財)は春日山城から移築したといわれ、山門は鎌倉時代の和様と唐様を取り入れた大正時代の名作。

また、山門に掲げられる「第一義」の額は、謙信の自筆(現在掲げられているものは複製、実物は境内の宝物館にて保管)のもの。

上杉謙信直筆の「第一義」。義を重んじるという意。

墓所には、1578年に49歳で春日山にて亡くなった謙信の墓や川中島合戦の戦死者の供養塔などがある。

冬季間は休業で、3月末から今シーズンの拝観をスタートした。拝観料は小中学生250円、一般500円。毎週水曜日休み。

戦国武将の中でも一際人気の高い上杉謙信。上越市でも数少ない全国区の人物だけに県内外に林泉寺の存在をもっと知ってもらいたいところである。

上杉謙信の墓

山門の仁王像

お守り。担当者によるとこのデザインが特にベストセラーだという

 

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