新入生代表「企業が求める人材へと成長していきたい」、開志専門職大学の入学式が執り行われる

式典会場の様子


開志専門職大学
は4月8日、新潟市中央区にある「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」で入学式を執り行った。

開志専門職大学は、2020年4月に新潟市で開学した。在学中600時間(約 5カ月)以上の長期企業内実習、少人数教育をはじめとする実践的な学びで、成長分野のプロフェッショナル人材を育成する総合専門職大学。4年間を通じて、目指す分野の専門知識・技能と応用力を身に付け、変化する社会で即戦力として活躍できる人材の育成を目指している。

事業創造学部」「情報学部」「アニメ・マンガ学部」の3つの学部では、各分野で華々しい功績を築いてきた教職員や、世界で活躍する実業家や文化人をはじめ、学術や行政などの多様な分野において優れた知識・経験を有する人物を同学の客員教授として招き、特別講義・講演などを実施するなど、日本のみならず世界に通用する人材を育成している。

開学から4年目となる2023年度は、事業創造学部53人、情報学部48人、マンガ・アニメ学部58人、計159人の新入生が入学した。

開志専門職大学の北畑隆生学長は式辞で、「開志専門職大学はその名の通り、皆さんの志を大きく開発する大学だ。皆さんと一緒になって、新しい大学の歴史を作っていきたいと考えている」と新入生に言葉を贈った。

開志専門職大学の北畑隆生学長

続いて各学部長の挨拶で登壇した、アニメ・マンガ学部の堀越謙三学部長は、「勝手ながら、アニメ・マンガ学部の新入生に一言だけ申し上げたい。今まで皆さんはアニメやマンガの購読者だったが、今日からクリエイターになる。クリエイター、あるいは芸術を志す人というのは、自分独自のポジションを一生かけて探すことになる。だから、いくら技術があろうが、スペシャルだろうが、他に同じことをやる人がいれば価値がない。そういう世界だ。人と自分を比べることに意味はない。そんな無駄な時間はやめて、我々とたくさん失敗を一緒に楽しんでいきましょう」と語った。

アニメ・マンガ学部の堀越謙三学部長

新入生の誓いの言葉では、事業創造学部に入学する内堀伶音さんが新入生代表として登壇し「1990年ごろから始まった日本経済の低迷や少子高齢化の進行により、数十年間続いてきた終身雇用制度という雇用形態が大きく変化し、自分に合った企業・職種を見つけやすくなっている。それに伴い、労働の成果に応じて報酬や地位が与えられる成果主義へと移行する企業が増加傾向にある。私は自分の努力次第で、賃金や社内の評価・地位に直結してくる状況下で仕事をすることが、自身のモチベーションに繋がると考えている。そのために、現代経営やマーケティングを学び、企業が求める人材へと成長していきたい」と誓いの言葉を北畑学長に宣言した。

新入生代表による誓いの言葉の様子

開志専門職大学で講師を務め、人気作品のコミカライズなどを手掛ける、高山瑞穂氏が描いたイラストが会場入り口に飾られた

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