【NIIKEIキシャメシ】4月14日　今日はリッチにおしゃれなフレンチランチ　フレンチは目でも楽しむ

フレンチは水もおしゃれ

いつもはラーメンかカツ丼な記者だが、今日はどうしたことか、おフランス（笑）。普段はまずフレンチレストランには入らないのだが、知人の紹介ということで行ってみることにした。

しかも、場所は記者の地元のワイナリー、岩の原葡萄園である。郷土の偉人、川上善兵衛が創業したワイナリーのレストラン「金石の音（きんせきのね）」だ。なんと、川上善兵衛が交流のあった勝海舟から贈られた書から取った名前という由緒ある店名なのだ。

ジャズが流れるおしゃれな店内には、埼玉、東京の花見客がいた。

さすがフレンチ、水もワインボトルに入っていておしゃれだ。迷った挙句、一番手頃なCランチ（2,420円）にした。メインはくびき牛のハンバーグ。

いろどりも鮮やかな前菜

県内産、上越産食材

まずは前菜だ。岩の原葡萄園の雪室の野菜がうまい。上越産鮭の燻製や、新潟県ブランド鶏「越の鶏」のふきみそも苦味が美味しい。ワイナリー産のふきのとうは今の時期だけだという。

こちらもいろどり鮮やかなハンバーグ

メインはくびき牛100%を使用したハンバーグだ。肉がぎっしり詰まっており、弾力があり、非常に柔らかい。柔らかいステーキのような感じで、岩の原の赤ワインソースがよく合う。この柔らかさは加熱する温度などの技術だという。ハンバーグの上に乗っている卵黄は一度冷凍したものを解凍したもの。付け合わせには山菜のコゴメも。色合いも良く、フレンチは目でも楽しめる。噛みごたえのあるフランスパンはバターをのせて食べる。

肉がぎっしりで柔らかい

この日も観光バスが停まっていた。上越産、新潟産の食材にこだわる同店は、観光客が多いのも頷ける。

ワイナリーの中にある石蔵（上越市指定文化財）や雪室は自由見学で、毎日11時半からはガイド付きの案内がある（無料予約制）。

上越市指定文化財の石蔵

岩の原葡萄園

（編集部・U）

新潟県上越市大字北方1223 岩の原葡萄園内

11時～16時
16時～22時（予約制）

定休日　水曜日