アートミックスジャパンいよいよ今週末開幕、4年ぶりのフル開催【新潟市】
いよいよ今週末4月15日(土)・16日(日)、伝統芸術の祭典・アートミックスジャパンが、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館(新潟市中央区)を中心に開催される。
21の舞台公演に加えG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議開催推進協議会とのコラボ企画、お花見茶屋やワークショップなど多彩なプログラムが予定されている。
アートミックスジャパンはパンデミックの影響により、2020年・21年と中止、22年は縮小開催となり、今回が4年ぶりに20以上の公演を実施するフル開催となる。
普段したしむ機会の少ない伝統芸術を楽しめる日本文化フェスティバルとして、2013年より始まった同イベント。公演は1本45分(※一部60分)、アーティストによる解説がつくため、伝統芸術の初心者も敷居の高さを感じることなく、その面白さを堪能できる内容となっている。
舞台公演出演アーティストの中には、人間国宝が2人も名を連ね、他にもハリウッド映画への楽曲を提供した和太鼓奏者で元鼓童メンバーでもあるレナード衛藤氏、大和國 総本山の長谷寺、沖縄の歌手・上間綾乃氏など多彩な顔ぶれが新潟に集う。
また、各種ワークショップや飴細工のパフォーマンス、展示コーナー、喫茶コーナー、市民ステージ、Noismの公開リハーサルなど、舞台公演だけにとどまらない多彩な催しも企画されている。
新潟からも多数の伝統芸術のアーティストが出演を予定しており、公演に先立ち3月27日(火)には、アートミックスジャパン実行委員会と共に中原八一新潟市長のもとへ、表敬訪問を行った。
この日、新潟市役所を訪れたのは能登剛史アートミックスジャパン総合プロデューサー、市山七十郎氏(市山流七代目宗家)、田村佑介氏(新潟万代太鼓華龍 代表)、二代目永島鼓山氏(永島流新潟樽砧伝承会 会長)、佐藤知氏(津軽三味線奏者 知会 会主)、桑原佑衣氏・向後華音氏(にいがた総おどり 響’連 踊り子)の7人。それぞれがアートミックスジャパンにかける意気込みや、パンデミック禍を経た伝統芸術の現状などを市長に報告した。
中原市長からは「新潟は文化がたくさんある土地なので、県内外からの来場者の皆さんに『新潟、ここにあり』と、ぜひ力強く発信してください。大変期待しています。頑張ってください」との激励の言葉が寄せられた。
県内では続々とイベントが再開し、文化を楽しむ日常が戻りつつある。
パンデミック禍における制約の期間を経て、改めて感じる文化的活動で感じる喜びを噛み締めたい。
イベントの詳細・チケットは、下記の公式ホームページまで。
【アート・ミックス・ジャパン2023開催概要】
開催日:2023年4月15日(土)・16日(日)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館/燕喜館/白山公園(空中庭園)
主催:アートミックスジャパン実行委員会(新潟総踊り祭実行委員会)/新潟商工会議所
公演内容:狂言、落語、声明、筑前琵琶、三味線など21公演(有料公演)、市民ステージ(無料公演)、関連企画(喫茶、和文化体験、トークショー、ワークショップなど)
料金:公演によって異なる
公式ホームページ:https://artmixjapan.com/
問い合わせ先:AMJ専用電話025-255-1332(受付時間9:00〜17:00、土日祝は休業)
※一部完売シートあり
※当日券は、前売り料金から500円増し
【関連リンク】
アート・ミックス・ジャパン 公式ホームページ