高田城址公園(新潟県上越市)の観桜会、来場者数が昨年比1万人以上増、飲食制限解除などで

高田城址公園の夜桜

上越観光コンベンション協会(新潟県上越市)によると、3月29日から4月12日まで開催した第98回高田城址公園観桜会の来場者数は昨年を1万5,000人上回り、約41万人となった。

4,000本の桜が並び、3,000個のぼんぼりが灯る高田城址公園は、「日本3大夜桜」にも数えられる桜の名所。2023年は、観測史上最も早い3月25日に桜が開花し、観桜会が始まる29日から1日前倒しで屋台の出店やライトアップを開始していた。

また昨年までは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から園内での飲食を制限していたが、今回は4年ぶりに飲酒を解禁。元々桜を見ながらの宴会が多かったこともあって、来場者数の伸びに繋がった。

最も来場者数が多かったのは、陸上自衛隊によるパレードが行われた4月1日で、「桜も満開で天候も良い休日だったので来場者数が集中した」(上越観光コンベンション協会担当者)という。

なお、感染症禍前の2019年の来場者数は約120万人だった。

 

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