【写真コラム】新潟県加茂市の春の魅力、鯉のぼりと雪椿まつりが開催中
春の訪れを告げる風物詩、新潟県加茂市の加茂川を泳ぐ鯉のぼり。今年も4月中旬から5月中旬まで、約500匹の色とりどりの鯉のぼりが加茂川の上空を悠々と泳いでいる。このイベントは1989年から始まり、今年で35回目を迎えた。
加茂川は新潟県南部を流れる一級河川で、清流として知られている。その水面に映える鯉のぼりは、まるで本物の魚のように見える。空を舞う鯉のぼりは、子どもたちの成長や夢を祈る親心を表している。鯉のぼりは150メートルほどの長さに並べられており、その壮観な光景は多くの見物客を引きつける。
加茂川を泳ぐ鯉のぼりは、4月8日から5月23日までを予定している。
加茂市は鯉のぼりだけでなく、雪椿や加茂山公園など、自然や文化に溢れた魅力的な町である。加茂山公園は加茂駅から徒歩5分にあり、雪椿や桜が美しく咲き誇る。園内には彫刻の森やリス園などもあり、家族連れに人気である。
加茂市の春といえば、雪椿まつりも見逃せない。雪椿まつりは、新潟県の木に指定された雪椿の開花を祝うイベントで、今年で57回目を迎えた。加茂山公園では、雪椿や桜のライトアップやプロジェクションマッピングなどが行われ、幻想的な景色を楽しめる。また、ゆきつばきマルシェやデジタルスタンプラリーなどもあり、食べたり遊んだりすることもできる。
雪椿まつりの期間は、4月2日から5月7日まで。
(文・撮影 中林憲司)