サントピアワールド(新潟県阿賀野市)にアウトドアの新たな魅力、「太陽のキャンプ場」オープン
新潟県阿賀野市の遊園地「サントピアワールド」が4月14日、園の東側に「太陽のキャンプ場」をグランドオープンした。家族で楽しめるアウトドアの魅力が加わった。
サントピアワールドではコロナ禍で経営が存亡の危機に立たされた2020年にクラウドファンディングで支援金を募り、支援総額4,200万円超が集まった。今回のキャンプ場事業に関してもクラウンドファンディングが立ち上げられ、14日12時に募集がスタートしている。集まった資金は、後述するキャンプ場の設備の拡充に充てていく。同プロジェクトの詳細については、下記の関連リンクを参照。
「太陽のキャンプ場」の場所は、サントピアワールドに隣接した東側の山懐。新たに生まれたキャンプ場のコンセプトは「生きる力が育つ」。風光明媚で四季折々の表情が見られそうなロケーションだ。「このキャンプ場に来て親子で、家族でたくさん語らってほしいと願っています。普段はなかなか話せないことも自然の中で焚火を囲んだらコミュニケーションは生まれるもの」と高橋修園長は話す。
テントサイトは、ゆったりしたスペースを確保した「区画サイト」と、地形を利用して自由なスタイルでキャンプを楽しめる「フリーサイト」に分かれている。区画サイトには地元の特産品、安田瓦をくだいたものが敷かれており、水はけが良くなっているのも特徴。
またキャンプ場敷地内には受付や案内、薪などの販売が行われる管理棟と温水完備の炊事棟、シャワールームなどが完備し快適なキャンプライフを過ごせる。今後はドッグランも設営される予定。
また、現在準備中なのが「IRORI(いろり)」と名づけられた大きな焚火場。来場者全てが集まり、新たなコミュニケーションが生まれる場所になり、また音楽フェスなど多くのイベント会場にもなるという。
利用料金はおとな(中学生以上)が1,200円、こども(3歳以上小学生以下)が600円、3歳未満は無料。サントピアワールドのフリーキップとセットになったサントピアセットは少しお得になっている。
「クラウドファンディングでお世話になった方々にも恩返しがしたいという思いも込めています。遊園地がつくったキャンプ場ですから、その良さを活かして」(高橋園長)。
【関連リンク】
サントピアワールドのクラウドファンディング