磐越自動車道「新潟中央JCT」から「会津若松IC」が工事に伴い5月15日から7月31日まで順次夜間通行止め
NEXCO東日本新潟支社(新潟市中央区)と東北支社(宮城県仙台市)は、磐越自動車道「新潟中央JCT」から「会津若松IC」で、舗装補修工事などに伴う夜間通行止めを実施する。通行止めは5月15日から区間ごとに順次実施され、7月31日までの予定。通行止め時間は全区間で平日夜20時から翌6時まで。
工事の内容は、区間内の破損した路面の補修や、簡易中央分離帯区間におけるトンネル設備の工事、点検、清掃。また、正面衝突事故防止のためのワイヤロープの設置など。
NEXCO東日本は全区間において、迂回路として国道49号の使用を推奨しているが、通行時間が増加することや渋滞の発生の可能性もあるため、時間に余裕を持った出発を呼びかけている。
新潟中央JCTから安田IC(上下線)区間は、5月15日から19日までの5夜間通行止め。同区間(約23.1キロメートル)は通常約20分で通過できるが、迂回路として国道49号を用いた場合は約52分かかる見込み。また、国道49号、国道460号、水原バイパスを用いた迂回路では約47分かかる見込みとなる。また、天候不順による作業延期などにより、5月22日から26日まで通行止めが実施される可能性があるという。
安田ICから西会津IC(上下線)区間は、5月29日から6月2日までの5夜間通行止め。同区間(約45.1キロメートル)は通常約39分で通過できるが、迂回路として国道49号を用いた場合は約58分かかる見込みとなる。また、天候不順による作業延期などにより、6月5日から9日まで通行止めが実施される可能性があるという。
津川ICから西会津IC(上下線)区間は、6月5日から20日までの12夜間通行止め。同区間(約22.4キロメートル)は通常約20分で通過できるが、迂回路として国道49号を用いた場合は約29分かかる見込みとなる。また、天候不順による作業延期などにより、6月21日から27日まで安田ICから西会津ICで通行止めが実施される可能性があるという。
西会津ICから会津坂下IC(上下線)区間は、6月28日から7月12日までの11夜間通行止め。同区間(約11.4キロメートル)は通常約10分で通過できるが、迂回路として国道49号を用いた場合は約15分かかる見込みとなる。また、天候不順による作業延期などにより、7月13日・18日・19日に安田ICから西会津ICで通行止めが実施される可能性があるという。
会津坂下ICから会津若松IC(上下線)区間は、7月20日から31日までの8夜間通行止め。同区間(約14.9キロメートル)は通常約13分で通過できるが、迂回路として国道49号を用いた場合は約30分かかる見込みとなる。また、天候不順による作業延期などにより、8月1日から4日までの間、安田ICから西会津ICで通行止めが実施される可能性があるという。
なお、夜間通行止めにより高速道路を一旦流出し、通行止め区間を迂回して、再度同一方向に乗り継ぐ利用客は利用区間に応じて通行料金を調整する「乗継料金調整」を行うとしている。
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