「全国に世界に発信していきたい」新潟県加茂市出身の俳優・西村元貴さんが加茂市PR大使に就任【動画あり】
加茂市は15日、加茂市出身の人気俳優、西村元貴さんを初のPR大使に委嘱した。西村さんは、加茂市の知名度向上およびイメージの向上を図るため、加茂市の魅力を全国に発信する活動を行う予定だ。
委嘱式は、加茂市市民体育館で開催された第57回雪椿まつり「音楽と踊りの祭典」の中で行われた。西村さんは、加茂市の藤田明美市長から委嘱状とPR大使の名刺を受け取り、「まだまだ僕の知らない加茂の魅力がたくさんあると思う。僕もこれからもっと加茂を愛して、どんどん全国に、世界に発信していきたいと思う」とあいさつした。
西村さんは、1990年に加茂市で生まれ、果樹がメインの農園を営む家庭に育った。新潟大学農学部を卒業後、モデルとして活動を始め、その後俳優に転身した。現在は、数多くのドラマや映画に出演し、人気と実力を兼ね備えた俳優として注目されている。
あいさつで西村さんは、自身が幼少のころ空手を行っていたことに触れ、「委嘱式会場が加茂市民体育館ということで、毎年ここで空手の試合をしていた。すごく感慨深い」と話した。
委嘱式の中では、会場に訪れた人と一緒に記念撮影を行った。また、会場には西村さんの父で果樹農家「西村農園」(新潟県加茂市)を営む西村修市さんが訪れ、加茂市PR大使就任を祝福する場面があった。
藤田市長は、西村さんを任命したことについて、「日本中、世界中にPRしてくれるとおっしゃって下さったので、非常に期待しています。加茂市のあらたな魅力を多くの方に伝えていただけると嬉しいと思っています」と話し、今後の活動に期待した。
(文・撮影 中林憲司)