NIIKEI編集部発「今週の主なニュース」(4月10日から16日)
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【2023年フロントランナーに聴く】第4回 「妙手・妙案はない」株式会社アクシアル リテイリング山岸豊後取締役副社長に聞く
4月14日
編集後記
桜の季節が終わりを告げようとしています。しかし、社会はスタートしたばかりの状況で新社会人は少し疲れが出てきている時期でもあります。良くも悪くも人は「慣れ」ます。
適応能力という機能は、組織性を重視する傾向がある日本社会においては、非常に重要度の高い要素と言えると思います。日々の疲れに慣れてしまうと、人は自分を見失います。体も心も崩し、コントロールを失い、やがて精魂が尽き、病院のお世話になるなんてこともあるでしょう。こういった時、自分自身が日々周囲を大切にしているかどうかが肝となってきます。止めてくれる人間がいるかどうかが、運命の分かれ道となる場合があります。
事件記事を取材していると、「普通の大切さ」を強く感じます。子どもの身の安全に関わる事件が起きました。今週起きた事件の犯人についての言及は避けますが、日本ではそういった子どもの身が危険にさらされる事件が起きています。
「子どもが危険に遭わないように大人が配慮する」という普通が通じない人が世の中にはいます。それは多くの場合、悪習に身を委ね、良識を失ってしまった人間の犯行です。極端な話にはなりますが、人は疲れてくるとこういった悪習を享受しやすい精神構造に陥ってしまうと筆者は思います。
まずは足元の休憩から、次に周囲を大切に、そういったルーティンを大切にしていきたいと思います。そういったものを忘れた先に、そういった「普通」を忘れた先に、報道させて頂いているような事件記事があると私は考えます。
ご用心。
(編集部・児玉賢太)