「決勝に駒を進める」7月に福岡で開催される「世界水泳選手権2023」に出場予定の水沼尚輝選手が報告会見

水沼選手は新潟医療福祉大学の職員たちから熱烈な歓迎を受けた

新潟医療福祉大学の水泳部に所属する水沼尚輝(なおき)選手と同大学水泳部の下山好充監督は、4月4日から9日まで、東京アクアティクスセンター(東京都)において開催された「第99回日本選手権水泳競技大会兼 世界選手権 2023 福岡大会 代表選手選考会)」の男子100mバタフライにおいて、51秒35の記録を出し、2位入賞を果たした。この結果、水沼選手は7月に福岡で開催される「世界水泳選手権2023 福岡大会」への出場内定を決めた。

この結果を受け、水沼選手と下山監督は、所属する新潟医療福祉大学で報告会見を行った。

新潟医療福祉大学の職員に出迎えられた水沼選手は、「苦しい時期はあったが、教職員の皆さんや水泳部のチームのみんなが僕の背中を押してくれたと思っている。福岡に向けて、しっかりと自分自身のパフォーマンスを高めて、また皆さんに良い報告ができるように頑張っていきたいと思う」と挨拶した。

その後、新潟医療福祉大学の職員からは花束が贈られ、新潟医療福祉大学附属インターナショナルこども園の園児からは、水沼選手のイラストが描かれた色紙がプレゼントされた。

 

園児からの応援に笑顔

 

報告会では、新潟医療福祉大学の西澤正豊学長が、「新潟医療福祉大学の職員として、新潟医療福祉大学の名前を高めてくれて、心から感謝している」と祝福の言葉を水沼選手に贈った。

同大学の下山監督は、「去年のハンガリーでの世界選手権では、(水沼選手は)100mバタフライで2位という結果になり、銀メダルを獲得した。全国の皆さんからは、やはりもう一回メダルが見たいと言われている。できれば、一番いい色のメダルが見たいと言われている。だけど、まずはしっかりとコンディションを整える。そして、自己ベストを確実に出せるように頑張っていきたい。水泳というのは、ほとんど環境に左右されないスポーツだ。逆にいうと、自分の力がそのままタイム出る競技だ。なので、まずはしっかりと自分を超えるというところを目指す」と語った。

会見では、水沼選手が内定を果たした世界水泳選手権に向けて、「100mバタフライでは、まずは決勝に残ることが大事だと思っている。去年のメダリストが何を言っているのかと言われるかもしれないが、去年は準決勝で日本記録を出せたから残れたという事もあるので、まずは自分の中でのベースを上げるという意味でも決勝に駒を進めることが凄く大事なのではないかなと思っている」と意気込みを語った。

 

記者会見に臨む、水沼選手と下山監督

水沼選手の後輩たちから花束が贈呈された

新潟医療福祉大学の西澤正豊学長

7月の世界水泳に期待がかかる

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓