自宅で栽培しているニラと間違えスイセンを炒め物に、新潟県長岡市で男女2人が食中毒で救急搬送
新潟県によると、4月16日に長岡市内でスイセンによる食中毒が発生し、50歳代の男女2人が医療機関に救急搬送された。
長岡保健所の調査によると、4月16日、長岡市の住民が自宅敷地内で栽培している「ニラ」を採取。同日19時半頃に炒め物にして家族2人で食べたところ、20時頃から嘔吐や吐き気の症状が現れ、救急搬送されて医療機関を受診した。
その後、患者から「自宅敷地内にはスイセンも栽培している」と申し出があったことから、採取した植物の形態や臭いを確認したところ、ニラではなく有毒植物のスイセンであることが判明した。また、患者の症状がスイセンによる中毒の症状と一致することなどから、スイセンによる食中毒と断定した。
なお、患者は快方に向かっている。