「卑劣な事、憤りを感じる」新潟県の花角英世知事が和歌山県で発生した襲撃事件について言及

定例会見で襲撃事件への憤りを語る花角知事

新潟県の花角英世知事は4月19日、新潟県庁での定例記者会見において、4月15日に和歌山県の雑賀崎漁港で発生した襲撃事件に対しての所感などを語った。

この事件は、岸田文雄総理大臣が応援演説のために和歌山県の雑賀崎漁港を訪れていたところ、演説の直前に爆発物が投げ込まれた事件。爆発物を投げ込んだとみられる、兵庫県川西市在住の男性(24歳)がその場で取り押さえられ、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された。

事件に対して花角知事は、「選挙は民主主義の根幹となる制度だ。その選挙活動の中で、今回の暴力事件というのは本当に許されないし、卑劣な事だと感じている。憤りを感じる。こうした暴力により、言論が封じられることのないように、こうした事件が起きることが2度とないように社会全体での取り組みが求められていると思う」と所感を語った。

また、5月に開催される「G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議」の警備体制については、「新潟県警本部が関係者と調整をしながら、適切に対応していくものと認識している」と話した。

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