JR越後線の新駅「上所駅(仮称)」の設置が認可、2024年春の開業に向け
北陸信越運輸局は、JR東日本から申請されていた越後線 白山駅・新潟駅間の新駅について、4月19日付で認可したと発表した。新駅は2023年度より工事着手し、2024年度末に開業予定となっている。
「上所駅(仮称)」は、新潟駅から1.5キロ、白山駅から1.6キロの、ちょうど中間地点に設置される。周辺には新潟南高等学校や住宅街もあり、利用者も見込まれることから、以前より周辺住民などから必要性に関する話題があがっていた。
新駅の名称は「上所駅(かみところえき)」「所島駅(ところじまえき)」「南高校前駅(みなみこうこうまええき)」の3つが候補に挙がっており、JR東日本が最終的な駅名を決定するという。
新駅のホームは2面2線相対式。利用者数は約2,300人、乗降者数は4,600人を見込んでいる。また、乗り換え施設としては、既存の地下道を活用する予定だ。
北陸信越運輸局の職員は、「新潟駅の再開発が進んでいる中で、(新駅は)隣駅という事もあり、利便性の向上に繋がるように期待している」と語った。
(文・写真 児玉賢太)
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