「今年は絶好の年」南波副会頭 新潟商工会議所がトキエアの就航で各地の商工会議所と交流推進
新潟商工会議所は4月14日、ホテルイタリア軒(新潟市中央区)で定例記者会見を行い、新潟を拠点とする航空会社「トキエア」の就航に関する施策や、県内経済への期待を述べた。
トキエアは、今年3月に国土交通省東京航空局より航空運送事業許可を取得。現在、6月30日から新潟空港(新潟市東区)と丘珠空港(札幌市)の就航を予定している。また、仙台空港(宮城県)、中部国際空港(愛知県)、神戸空港(神戸市)との就航も2023年内に計画されている。
記者会見では、トキエアの就航による新潟の経済界への期待や支援についての質問に対し、新潟商工会議所の南波秀憲副会頭は、就航先の商工会議所同士での交流を図っていく考えを明かした。
6月末の就航を予定している丘珠空港がある札幌市の商工会議所との交流を皮切りに、その後、仙台、愛知、神戸それぞれの就航が開始され次第、各商工会議所との交流を積極的に行っていく方針を示した。
南波副会頭は、「トキエアを積極的に利用して、我々がいろいろなところに訪問することで、トキエアに少しでも援助したい。それと同時に、行った先々で新潟のことをPRし、新潟に来てもらうという具体的な行動に移せればと思っている。そして、県内にも積極的なPRを行っていければと思っている」と話した。
続けて南波副会頭は、「今年はG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議や、10月には全国商工会議所女性会連合会の全国大会が新潟である。トキエアの就航もあり、新潟をPRする絶好の年だと思っている。せっかくの機会をぜひとも活かして、持続的な新潟のPRに繋げていければと思っている」と語った。