【NIIKIKEIキシャメシ】4月24日 給料前日も激安激ウマのマーボー麺でセンスを見せつけたい
なんか、ぼんやりスタートしたNIIKEIキシャメシであったが、最近は担当記者間のライバル意識をとても感じる。当初「グルメ記事とか苦手で…」などと言っていた編集部軍団も、なんだかんだ自分の“センス”が他の記者より上を行きたい気持ちはあるのだ。そう、キシャメシは決して食レポを通したグルメ表現を読ませる企画ではない。昼飯のチョイスという日常の1ページを切り取り、その記者のセンス、ひいては生きざまが晒される企画なのだと思う。それはまさに自己肯定感の薄い記者という人種の、デリケートな部分を刺激する所業なのだ。
・・・・と、ハードルが上がりきったところで、今日は給料日前日である(´・ω・`)普段の月なら年度末工事を多発するお役所の発想で、むしろ潤沢な予算を投下するところなのだが、今月キチィんすよ、マジで。なので今日は500円台で行く。負けるつもりは毛頭ない。「出る前に負けること考えるバカいるかよ!(ビンタ)」と猪木さんも言っていた。
午前中は新潟市北区で取材、となると導き出されるのは一択。新県政記者クラブに戻る道すがら新潟北高校近く「らーめん幸」(新潟市東区)の「汁なしマーボー麺」だな。あごだしスープのラーメンが看板メニュー。他のメニューを見渡しても、どういうわけかこれだけお得な価格530円(税込)なのだ。
マーボー麺は新潟が誇る食文化と言って良い、と記者は思う。なんなら”あいつとあいつ”をクビにして新潟〇大ラーメンとかに入れてほしいくらいだ。
券売機で購入してカウンター席に着いた時には店内の8割がた埋まっていたが、それでもほとんど待ち時間なく着丼。どうすか、これ。どこに出しても恥ずかしくないマーボー麺。
茹で麺にマーボー餡(というか麻婆豆腐)が上からかかっているスタイル。だから汁なしマーボー麺か・・・
具は絹ごし豆腐、ネギ、木耳、ひき肉とオーソドックス。この中だと木耳がアクセント。少し柔らかめの中太麺にマーボーの絡みが良い。この麺、マーボーとの相性抜群。マーボーはどちらかといえばマイルド仕上げで、山椒の麻辣な「シビ辛さ」はあまり感じない。だがマーボー麺にはかえってそっちのほうが良い。食べ終わったころにはうっすら汗ばむ程度の辛さ。ボリュームも十分満足。「麺食べ終わったけどマーボーがまだ残っている」という人には、ランチ時の小ライスがなんと10円でつけられるのでおすすめ。
どう、こういうことでしょ?センスって結局。安くても決して妥協しない、さりげなくその時のベストを導き出す姿勢。ねえ、良いチョイスだよね、今日の俺、どう?センス・・・(承認欲求の鬼がいたので通報しました)
(編集部・I)
ラーメン幸
新潟市東区柳ヶ丘5-19
営業時間 8時~14時半 17時~19時半(月~土)
8時~14時半(日曜) 木曜定休
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