強豪剣道部の顧問を務めていた県立高校の教諭(49歳)が飲酒運転で懲戒免職処分
新潟県教育委員会は4月24日、新潟市内にある県立高校の教諭(49歳)に対して懲戒免職処分を行ったと発表した。
処分を受けた教諭は、2022年12月21日21時ころ、飲食店にて飲酒した後、自家用車を運転した。その後、走行中に警察官に止められ、呼気検査を行った結果、酒気帯び運転で検挙された。
なお、この教諭は3月1日、酒気帯び運転(呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリグラム)により、運転免許停止90日間の行政処分を受けた。また、3月10日に刑事処分としては不起訴処分となった。
教育委員会が行った会見によると、この教諭は新潟市内の飲食店でビール中瓶1本程度を飲酒後、退店時に激しい頭痛を伴う体調不良状態に陥った。その後、自家用車に戻り救急車を呼ぼうとしたが、携帯電話のバッテリーが切れており、一刻も早く帰宅して体調不良を治さなければいけないと考え、車を運転して自宅に戻ろうとしたと話しているという。
懲戒免職処分を受けた教諭は剣道の強豪校である県立高校の剣道部の顧問を務めており、剣道部を全国大会に導いていた。