東京オリンピック・パラリンピックで選手が使ったカトラリー、新潟県燕三条地域の飲食店で提供開始

選手村で使用された「おもてなしカトラリー」

新潟県燕市と三条市内の一部店舗で5月1日から、東京2020オリンピック・パラリンピック大会の選手村で使用されたカトラリーでの食事ができるようになる。

東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村で使用された「おもてなしカトラリー」は、金属洋食器産業の盛んな燕市で製作され、表面はトキが飛翔する様子を表現し、裏面は桜を描いたデザインとなっている。

大会終了後は燕市内で学校給食などに使用していたが、新型コロナウイルス感染症の「5類」引き下げに伴い、誘客促進などを狙い、このほど地元飲食店への貸出を開始した。

新潟県燕市の鈴木力市長が4月27日の定例記者会見で貸出店舗を発表した

5月1日時点で「おもてなしカトラリー」を利用できるのは、燕市と三条市内の3か所。SORAIRO国上の食堂(道の駅国上)ではキャンプ飯などのメニューで、BISTRO NAOMIとTsubamesanjo Bit 燕三条本店では、一部のコース料理を除くすべてのメニューで使用できる。なお、SORAIRO国上では試験的な使用が始まっているという。

また、「おもてなしカトラリー」の貸出申請は現在も継続して募集中。申込方法や注意点など詳細については、下記の燕市のwebサイトを参照。

 

【関連リンク】
燕市webサイト 「世界のオリンピアンをもてなしたカトラリーを飲食店へレンタルします」

 

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