【地域ブランド】新潟阿賀野市役所前に小鬼をモチーフにした安田瓦製のモニュメントがお目見え【動画あり】
4月28日、阿賀野市役所の正面玄関前に、地域ブランドの認定を受けた特産品の安田瓦でつくられたモニュメントがお目見えした。同日には、安田瓦協同組合の遠藤和人理事長から阿賀野市・田中清善市長に目録が贈呈された。
遠藤理事長は挨拶で「市、県と令和3年度から3カ年計画で進めていた『地場産業が息づく活力と賑わいの街づくり事業』が最終年を迎え、御礼をの気持ちを込めて寄贈した」と話し、「まだこのモニュメントには名前がないので、皆さんにつけていただきたい」と名前の公募についてもふれた。
モニュメントは村秀鬼瓦工房の作で、三体の「子鬼」がモチーフになっている。拡声器を持った「長女」、双眼鏡を持った「次女」、耳をすまして聞いている「長男」の三兄弟という設定で、日光東照宮の「見ざる、聞かざる、言わざる」と対比になったコンセプトは未来を担う子供たちに向けた「ものごとをよく見て、しっかりと話を聞き、阿賀野市を発信できる」ようになってほしいとメッセージが込められている。
安田瓦らしい光沢のある銀鼠色を帯びた美しい仕上がりで、積み上げられた敷瓦の上にちょこんと座っている姿がかわいらしい。
田中市長も「よく見て、よく聞き、よく発信できる阿賀野市政になれるよう、ご利益にあやかりたい」と子鬼のモニュメントを一生懸命に撫でていた。