【新しい風】新潟アルビレックスBBラビッツの新加入選手が会見、新潟医療福祉大学でスポーツ鍼灸体験も
女子バスケットボール、Wリーグ「新潟アルビレックスBBラビッツ」に2023-2024シーズンから新規入団する、深瀬凛海(りんか)選手たち5人は4月28日、新潟医療福祉大学で入団会見を行った。
入団会見で新潟医療福祉大学の健康スポーツ学科1年生でもある深瀬選手は、「常に感謝の気持ちを忘れずに自分自身ができることを表現し、チームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります」と意気込みを語った。
BBラビッツの伊藤篤司ヘッドコーチは入団会見で、「今回の5人を入団させるにあたって、各ポジションを担えるような選手に集まってもらった。僕たちの想像する以上の力を発揮してくれるのではないかという期待をしている」と新加入する選手たちへの想いを語った。
入団会見後、深瀬選手は同大学内にある「新潟医療福祉大学附属鍼灸センター」において、スポーツ鍼灸の施術を体験した。また、「新潟アルビレックスBBラビッツ」に所属する、西垂水美桜(にしたるみず みお)選手(新潟医療福祉大学 職員)、中村華祈(かのん)選手(同大学 健康スポーツ学科 3年生)、新井希寧(ねね)選手(同大学 健康スポーツ学科2年生)の計4人のBBラビッツ所属選手がスポーツ鍼灸の施術を受けた。
スポーツ鍼灸初体験だという深瀬選手に施術前の心境を問うと少し緊張していると話していた。施術を担当した新潟医療福祉大学鍼灸健康学科の木村啓介助教授による施術前のカウンセリングを経て、初めてのスポーツ鍼灸体験を開始した。
赤外線や鍼などを用いた約40分の施術後、深瀬選手は笑顔で身体が軽くなったと話していた。また、施術中の中村選手に話を聞くと、「鍼灸での疲れのとれ方は、マッサージでのとれ方とは違う。身体の内側から暖かくなって疲れがとれていく感じ」と語っていた。
施術後、深瀬選手は、「自分は左の膝の裏を施術してもらった。終わった後に軽く動くと、すぐに身体が軽いという実感があった。すごく良かった」と感想を話した。
深瀬選手の施術を担当した木村助教授は、「(深瀬選手は)それほど重くない状態で、筋力のバランス、筋力自体も良好な状態だった」と語った。
13シーズン目を迎える新潟アルビレックスBBラビッツは、GW明けに全体ミーティングを挟み、新体制での活動をスタートさせる。年間5勝という目標を掲げた前シーズンでは、3勝という結果となり、目標には届かなかった。
深瀬選手をはじめとした新加入選手たちがチーム内でどういった化学反応を引き起こすのか、BBラビッツの今後の動向に注目だ。