【NIIKEIキシャメシ GW特別編道の駅特集】5月6日「道の駅 R(ルート)290 とちお」馬喰たちに愛された栃尾の「激厚油揚」を堪能

火焔型土器のモニュメントが目印になっている「道の駅 R(ルート)290 とちお」

本日は新潟県長岡市栃尾での取材だったので、食事は「道の駅 R(ルート)290 とちお」内にあるレストランでとった。同道の駅は、国道290号沿いの栃尾宮沢にある道の駅である。普段は、栃尾地域の観光・イベント情報の紹介や特産品の販売などを行っている。さすがにご当地は、「油揚」(あぶらげ)の名産ということで、同道の駅の食堂のメニューにも、油揚を食材に使ったものが多い。同地の油揚は、特に身が極厚なのが特徴である。

古くはこの地域は、越後の三大馬市のひとつと呼ばれる馬市があった。馬の仲買をする馬喰(ばくろう)たちが、油揚を豪快に手づかみで食べていたという。そんな馬喰たちの気質に併せて、栃尾の油揚も、次第に大きく、身も厚くなっていったと伝わる。

「油揚うどん」「油揚定食」など、油揚を使ったメニューが多い

 

 

メニューには、「油揚」単品以外にも、「油揚定食」「油揚うどん」などが並び、どれも美味しそうである。3分ほど悩んだ挙句、今回は、「油揚うどん」にした。

見よこの厚み。最高である

オーダーして4分ほどして、受付時にもらった番号で呼ばれる。早速受け取りに行くと、見た目は普通の「きつねうどん」という印象である。まずは一口、スープを啜ってみる。味は薄口だがちょうどよい感じ。麺は細麺だが、のど越しはよくあっさりしている。そして、肝心の油揚を一瞥して確認。存在感がすごい。箸でつかむと、ずっしりとする。その厚みは、ぱっとみ2cmほど。スープを多く含んでいるのが一目でわかる。一口食べてみる。「これは、うまい!」

やはり、油揚は本場に限る。同道の駅周辺の雄大な自然の景色を楽しみながら、激厚の油揚を堪能した。

道の駅内のレストラン。100人収容できる

 

長岡市栃尾宮沢1764番地

【営業時間】

午前10時~午後6時
通年営業(12月31日~1月2日のみ休館)

【グーグルマップ】

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